春を呼ぶ炎 ― 阿蘇の野焼きと交通規制のお知らせ
阿蘇に、春を呼ぶ季節がやってきました。
阿蘇を代表する「草原」の景色は、実は黒く焼けた大地から生まれるものなのです。
この土地の草原は、何百年も「野焼き」によって守られてきました。
たまに、お客様から「山火事の原因になるのでは?」「自然破壊じゃないの?」
とお問い合わせをいただくこともあります。
阿蘇の野焼きは、消防・地域・行政が連携し、気象条件を確認したうえで行う
「管理された火入れ」ですのでご安心くださいね。
また、阿蘇は「九州の水がめ」と呼ばれています。
草原の火山灰土壌は雨水をゆっくり地中に浸透させ、地下水として九州各地の水を支えています。この草原が維持されることで、水を蓄える力も保たれています。
野焼きは破壊ではなく、草原と多様な生物の住み家、水資源を守るための再生の営みです。
春を呼ぶだけでなく、水を守り、命をつなぐ火。
山鳥の森もまた、その循環の中にあります。
どうかご理解、ご協力の程よろしくお願い致します。
■ 野焼き実施予定(2026年)
阿蘇地域では、2月下旬から3月にかけて各エリアで順次、野焼きが実施されます。
【北外輪山一帯】3月8日(日)予定
やまなみハイウェイ(県道11号)ほか周辺道路で交通規制
※天候(雨天・強風)により順延となる場合があります。
※順延情報は阿蘇市HP等で告知されます。
▼阿蘇の草原保全について
https://www.giahs-aso.jp/(世界農業遺産「阿蘇」の取り組み)
■ 野焼き当日の交通規制について
野焼き当日は、安全確保のため時間帯通行止めが実施されます。
主な規制路線(一部抜粋)
・やまなみハイウェイ(県道11号)
・阿蘇パノラマライン
・北外輪山周辺道路 ほか
規制時間帯はおおよそ 9:00〜15:00前後(エリアにより異なります)
※当日の天候や進行状況により変更される場合があります。
※広範囲で交通規制がかかる可能性があります。
■ ご来場予定のお客様へ(山鳥の森からのお願い)
・当日は時間に余裕をもってお越しください
・原野への立ち入りはできません
・道路上での停車・撮影は大変危険です
・燃えかすや煙の飛散にご注意ください
安全第一での行動をお願いいたします。
■ ここで今しか見ることのできない、特別な風景があります
野焼きが終わったあとの阿蘇は、一面の黒から、やがて鮮やかな緑へと変わっていきます。
その変化を間近で感じられるのも、この季節に訪れる価値のひとつです。
炎は、次の命へバトンを渡します。山鳥の森は、その循環のすぐそばにあります。
状況に変更があれば、随時ブログ・SNSにてお知らせいたします。
春の阿蘇へお越しの皆さま、どうぞ安全に、
そしてこの土地の営みを感じながらお過ごしください。
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